2014年6月7日土曜日

エンクロージャーの問題と高音質化 HS-500改造計画

今年3月のブログにも書きましたが、
エンクロージャー(スピーカーシステムと言っても良い)のですが、
問題点を解析検討してみようと考えております。
要は音を良くしましょうと言う事です。


その内容を具体的に解析しながら、
その内容を整理してHPに書きながら、
具体的な事例として設計も進めています。


もう少しで詳しくお話しを出来るかと思いますが、
色々考えている内容を整理して見ると振動に関わる物が多い様です。


良く見聞きするスピーカーの見出しには
音楽的な響きを重視した作り込み!
逆に不要な振動を徹底的に排除した!
材質の拘りや振動理論による解析を行った構造!
等々です。


世の中のスピーカーは
コンクリートや樹脂に金属で固めた物、
ギター等にそのままユニットを載せた様な物、
本当に色々です。


私もギターに載せた事がありました。
常連になった酒屋から貰った樽に載せたり、
それはそれは酷い物でしたが...


かと言えば、
バッフル厚を50mm/70mm/100mmなどと争ったり、


色々整理して見ると
それらが意味のない物であったり
なかなか良い所を突いていたりと
分かって来る所、見えて来る所があります。


今はプロトタイプを製作すると言う事で
オーバースペックや無駄も多いかも知れませんが、
考えるだけは考えています。


そのプロトタイプとしては
個人的にも、ウッドウイルの経験としても
広く皆さんに周知されている名機としても
日立 Lo-D HS-500 を題材として
オリジナルと改良/改造後で比較出来る様にします。


鳴きを強調しても美しく、
余分な物を取り去ると案外につましい音色だったり、
やはりスパイスやソースより素材か?
いままで馴れていた音に??と思ったりします。


もうかなり前になりますが、
某オークションでのHS-500の価格上昇を招いてしまいました。
他の機種でも数件あったりして。


懲りずにこのプロジェクトの為にまたまたせっせと入札していました。
今は息切れして皆さん治まっていますが、
景気回復でどうなりますか?




世の中の目に見える物や
目に見え無い文化的なものでもそうなのですが、
良い物、または良くする為には、
何故に手間暇がかかるのでしょうか?


ズバッと一発で
気合い一発で最高の物が!
そうはならないのでしょうかね。


漁師が魚を釣り上げて船の上で裁いて
醤油だけで食べる極上の刺身!
簡単な様ですが、
釣る為の知識や経験に船に道具、
そこまで行かなければならない。
その刺身にたどり着くのは実は大変な道のりが...


上記のスピーカーの事もそんな所が有ります。
拘りの有る方には喜んでいただけますが、
安価に容易にと言う方には壁が立ちはだかるかも?
難しい所です。


でも頑張ってみます。
もう少しお待ちを。





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